常連の輪に入ることが目的なら、それはもうひとり呑みではない。ひとりで立ち飲みに来る人間は、誰とも群れない自由を楽しんでいる。
常連になることを求めない。顔を覚えられることも求めない。ただ、その場の空気を味わう。それが、ひとり立ち飲みの美学だ。